勉強や仕事、家事など毎日やるべきことに追われて頑張っていると、疲れてしまうこともありますよね。
そんなときには、ご褒美をあげて自分をいたわってはいかがでしょうか。
自分へのご褒美は、リフレッシュやストレス発散ができ、うまく活用すればモチベーションアップや活力につながります
この記事では、自分へのご褒美がもたらすメリットと、おすすめご褒美を紹介します。
記事の後半では、ご褒美を無理なく買うための上手な貯金方法も解説するので、ぜひ最後まで読んでね!
「自分へのご褒美」って必要?
自分へのご褒美は必要なのか、疑問を持つ方もいるかも知れません。実際にWeb上で行われた株式会社オノフのアンケート調査では、「自分へのご褒美をしたことがない」人が22%いました。もともとご褒美の習慣がない人も多いようです。
自分へのご褒美は、自分が頑張っていることを認めてあげる行為になり、無理な頑張りすぎを防いだり、活力になったりします。
特に社会人として自立を求められるようになると、自分の生活や気持ちの自己コントロールは重要です。
「なんとなくやる気が出ない」「頑張っているのに達成感や充実感を得られない」、そんな方は自分で自分の頑張りを認められていないのかも知れません。頑張った自分に対してご褒美をあげてみてはいかがでしょうか。
長期的に無理なく頑張るために、上手に自分へのご褒美を活用しましょう。
「自分へのご褒美」をあげた方がいい理由
自分へのご褒美は、うまく活用することで、自分が頑張る理由になったり、次へのモチベーションになったりとさまざまなメリットがあります。
ここでは具体的に
- 自分へのご褒美がもたらすメリット
- 自分へのご褒美のデメリット
を紹介します。
デメリットは自分へのご褒美を上手に活かすために抑えたいポイントなので、合わせて確認しておきましょう。
それぞれ詳しく紹介します。
「自分へのご褒美」のメリット
まずは自分へのご褒美のメリットを4つ紹介します。
- モチベーションが上がる
- ストレス緩和やリフレッシュができる
- 区切りをつけられる
- 達成感を感じられる
メリットを理解した上でご褒美を設定すれば、ご褒美を手にしたときの喜びも感じやすくなるでしょう。ひとつずつ詳しく紹介します。
モチベーションが上がる
「週末だから頑張ろう」「あと少しだから頑張ろう!」と考えたことはないでしょうか。終わりが見えており、その先に開放感があることを知っているからこそ集中して頑張れる、というのはある意味ご褒美と同じです。
同じように勉強や仕事の区切りに合わせてご褒美を設定すれば、モチベーションにつながり、前向きに物事に取り組みやすくなります。
また、勉強や運動などを習慣化させるためにも、小さなご褒美が役立ちます。継続した時間ごとに小さな成果や達成感があれば、モチベーションを保ちやすく、継続しやすくなるでしょう。一定期間継続できれば、習慣化されご褒美がなくても自然に取り組めるようになります。
ストレス緩和やリフレッシュができる
自分へのご褒美が欲しくなるタイミングとして多いのは、疲れたときやストレスを感じたときではないでしょうか。
「よく頑張ったな」と自分で自分をねぎらうことで、気持ちも落ち着き、ストレスも緩和されやすくなります。たとえコンビニで手軽に買えるスイーツでも小さな気分転換につながり、気持ちが落ち着く人も多いでしょう。
ゆっくりと体を休められ、心が満たされるご褒美を取れば、リフレッシュして「また頑張ろう!」と活力も湧いてきます。
ただし、毎日のようにご褒美を取っていると慣れてしまうため、メリハリを付けて活用することが大切です。
区切りをつけられる
区切りをつけられるのも、自分へのご褒美のメリットのひとつです。
「◯時間勉強したら」「このプロジェクトが終わったら」と区切りに合わせてご褒美を設定すれば、気持ちを切り替えるきっかけになり、達成感も得やすくなります。
就職祝いや引越し祝いなど、新しい生活を祝うことは、区切りや節目を大切にする習慣でもあります。勉強や仕事も、区切りを意識することで、また新たな気持で取り組みやすくなるでしょう。
達成感を感じられる
目標を達成したら自分へご褒美を与える人も多いですが、ご褒美を与えることで結果が目に見えるため、達成感や充実感が強調されます。
ご褒美を楽しみながら「よく頑張ったな」と振り返る時間にもなり、自分への自信につながるのもメリットです。
形に残るものをご褒美に選べば、その後何度も自分が頑張ったことを思い出せるでしょう。
日々をより充実させてくれるのが、自分へのご褒美のメリットね!
「自分へのご褒美」のデメリット
次は、自分へのご褒美のデメリットを2つ紹介します。
- 無駄な出費をする可能性がある
- ご褒美が目的になってしまう
無駄な出費も目的が変わってしまうのも、ご褒美のメリットを半減させてしまいかねません。デメリットにならないよう、上手にご褒美を活用しましょう。
無駄な出費をする可能性がある
1つ目のデメリットは、無駄な出費をしてしまう可能性があることです。
ストレスが溜まったり疲れていたりすると、どうしても買い物やおいしいものでストレスを発散したくなるもの。
しかし、ご褒美を毎日のようにしていては、非日常感や特別感が薄まり、喜びも慣れて半減してしまうでしょう。ただの浪費になってしまいます。
おすすめの対処法は、自分へのご褒美を事前に決めること。「〇〇ができたら」と決め、それが達成できたらご褒美を与える方法が有効です。本当に欲しい物のために節約でき、ご褒美の満足感をより高められます。
また、浪費にならないために事前に予算を決めることも大切です。
自分へのご褒美が、衝動買いやただの浪費にならないように注意しましょう。
ご褒美が目的になってしまう
2つ目のデメリットは、ご褒美が目的になってしまうことです。
「〇〇が達成できたらご褒美を自分にあげる」と決め、目標を達成するのはとても素晴らしいことですが、それに慣れてしまうと、反対に「ご褒美がなければやる気が起きない」となりかねません。
また、勉強や仕事の見返りとしてご褒美を設定すると、「我慢してやった」「無理して頑張った」ことが強調され、次へのやる気にはつながりません。
自分へのご褒美はあくまで結果の一部と捉えて、自分へお祝いを与えると考えると良いでしょう。
おすすめの「自分へのご褒美」
次は、おすすめの自分へのご褒美を紹介します。
人それぞれ好みや喜びを感じるポイントが違うため、ご褒美を選ぶ際は、自分がわくわくと気持ちが高まるかどうかを基準に選ぶと良いでしょう。ご褒美が楽しみと感じるほど、活力やモチベーションにつながります。
グルメや旅行など定番だけでなく、エステやファッションまで幅広く紹介するので、自分の好みに合わせて参考にしてみてね。
グルメ
自分へのご褒美といえば、グルメを思い浮かべる人も多いと思います。
コンビニのスイーツや限定のお菓子、高級料理などジャンルはさまざまですが、大好きな食べ物やちょっと贅沢なグルメは満足感たっぷり。
おいしい食事でまた明日からも頑張る活力になることでしょう。
スイーツ
疲れたときは、甘いスイーツを食べたくなる人も多いのではないでしょうか。
特に勉強や仕事で頭を使うときは糖分を必要としているので、ついつい甘いものを買ってしまう、という人もいると思います。
そんな方には、今の仕事が一段落ついたときや大きな仕事が終わった日に、とっておきのご褒美スイーツを用意しておくのもおすすめです。
たとえば、「COFFEE」「CACAO」「CHEESE」の素材を活かしたスイーツを展開するC3(シーキューブ)の「焼きティラミス」は、一日の終わりや休日のカフェタイムにぴったり。北海道産のチーズと小麦を使ったしっとりとした生地に香り高いコーヒーを染み込ませた大人の味です。
他にもフルーツ果汁たっぷりの焼き菓子や記念日向けのケーキなどを展開し、プレゼントとしてもおすすめです。ぜひ下記サイトからご確認ください。
国産素材のグルメ
季節で最もおいしい旬の食材を楽しむのも、贅沢なご褒美です。
誕生日や特別な日に高級なお肉や豪華な食事でお祝いするように、頑張った自分へのご褒美においしい食事を楽しみましょう。
三ツ星ホテルのレンブラントホテルが運営する「地元物語」では、日本全国の特産フルーツや国産和牛などをお取り寄せできます。丁寧に時間と手間をかけて育まれた食材は、栄養もたっぷり。宮崎県ブランド品種マンゴーや、徳島産のうなぎ、希少な国産はちみつなど、普段は食べられないような素材を取り寄せ、自宅でゆっくりと楽しむのも贅沢です。
料理好きな方のご褒美としてもおすすめ。季節ごとに新しい食材をチェックするのも楽しみのひとつです。
ワンランク上のお取り寄せグルメ
毎日忙しく、ゆっくりとご褒美を楽しむ時間が取りにくい、という方におすすめなのがお取り寄せグルメです。
「FOOVER.SHOP」では、有名中華料理店・四川飯店の陳シェフが監修した中華ディナーセットや、神戸の人気店・のじぎく家のビーフシチューなど、普段はお店でしか食べられないグルメを幅広く展開。
美味しさを閉じ込めたまま自宅に料理が届きます。
自宅で食べやすいように冷凍やフリーズドライで届くのも嬉しいポイント。
「今月の目標を達成したらおいしい食事でお祝いしよう!」とやる気につながることでしょう。
高級レストランでの食事
実際に普段は行かないようなレストランや料亭での食事も、ご褒美としては定番です。
厳選した素材を使い、一流のシェフが作った料理を堪能すれば、お腹も心も満たされる事間違いなし。ワンランク上のお店は、丁寧な接客でおもてなししてくれるため、ご褒美感もアップします。
きれいな景色や美しいお店のインテリアも含めて特別さを演出し、思い出に残るご褒美になるでしょう。
一人で贅沢に味わうもよし、パートナーや親しい友人、家族と一緒に楽しむもよし。食事好きな方には、ストレス発散にもなるはずです。
アフタヌーンティー
女性に人気なのが、高級ホテルやおしゃれなカフェでのアフタヌーンティーです。
映画に出てくるようなおしゃれな3段トレイと、見た目にもきれいな食事やスイーツは、見ているだけで気持ちが盛り上がることでしょう。
ホテルの上品なラウンジで過ごすだけでも、非日常感と贅沢さを感じられて心豊かに過ごせます。普段より少しだけドレスアップして楽しむのもおすすめです。
お酒
お酒好きな方の自分へのご褒美は、やはりおいしいお酒ではないでしょうか。
ビール好きな方なら、ベルギーやドイツの本格ビールを試してみる。ワインや日本酒好きなら、ご褒美のために寝かせておいた、とっておきの一本を開けましょう。節目としてのご褒美に最適です。
その一本のためのグラスや食器、おつまみを揃えれば、よりご褒美のムードを高められ満足感を得られます。
旅行
自分へのご褒美は、非日常感たっぷりの旅行も人気です。
いつもの生活圏や人間関係、仕事から離れて過ごす時間は、それだけで心が開放されリフレッシュやストレス発散に。
ここでは非日常を味わえるおすすめの旅行先を紹介します。
国内リゾート
リフレッシュ旅行といえばリゾート地を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
また、日本でリゾートといえば沖縄。青い海と白い砂浜、広い空が広がる沖縄は、ゆったりとした時間が流れ、日々の疲れやストレスを癒すのに最適です。
海辺のホテルでゆっくり過ごすもよし、観光や郷土料理を楽しむもよしと、さまざまな楽しみ方ができるのも沖縄の魅力。年代問わず人気の場所です。
さらに離島も多く、マリンアクティビティも充実。シュノーケリングやカヌーなどアクティビティを楽しむなら、各離島のアクティビティを網羅したサイト、沖縄トリップからの予約がおすすめです。
沖縄本島から各離島までの移動も含めたメニューが豊富なため、初めての体験も安心して楽しめます。
海外リゾート
思いっきり羽根を伸ばしたいという方には、海外旅行のご褒美がぴったりです。人も街も文化も違う海外の土地は、非日常を味わえるだけでなく、新しい刺激や価値観を与えてくれ、新たな活力につながります。
中でも日本人に人気の旅行先なのがハワイ。ハワイは、1年を通して温暖な気候で、どのシーズンでも華やかな雰囲気を楽しめます。ビーチリゾートはもちろん、ジャングルや火山などの大自然も満喫でき、海に沈む夕日や星空も楽しめるでしょう。
初めての海外で不安という方は、現地で担当者が駐在している旅行会社から申し込むと安心です。ハワイ旅行専門の「ファーストワイズ」は、現地法人があり、きめ細やかなサポートをしてくれます。旅先のプランもすべてカスタマイズできるので、アクティブでもゆったりとでも好みに合わせて自由に楽しめます。
国内旅行
日本は南北に長く、北海道から沖縄まで気候も伝統も異なる都市が集まる国です。住んでいる場所とは違う土地を訪れるだけで、気持ちがリフレッシュするご褒美となるでしょう。
冬は北海道や信州でのウインタースポーツ、夏は全国各地の有名な夏祭りに行くなど、季節やイベントに合わせて旅行するのもおすすめです。
歴史ある京都や奈良といった都市を観光したり、九州で名産品を食べ尽くしたりするのも良いでしょう。週末や連休を利用して行きやすいのも国内旅行のメリットです。
お得なプランが満載の航空券比較サイト、エアトリで検索すれば、宿がセットになった格安航空券や、アクティビティ付きのプランが見つかります。区間チケットのみの予約もできるため、地域を移動する周遊プランも含めた旅行が手軽に手配可能。一度にまとめて旅行の手配をしたい方におすすめです。
日帰り旅行
日帰り旅行でも十分に非日常感は味わえます。近隣県の温泉や海、森林豊かな避暑地など、公共交通機関を使って数時間で行けるスポットが意外にたくさんあるはず。電車に乗って移動する時間を楽しむのも日帰り旅行の楽しみであり、車窓から見える風景に心が癒されることでしょう。
予算やスケジュールが調整しやすいため、手軽にできるご褒美としておすすめです。
癒やし
疲れが溜まっている方には、癒しを自分へのご褒美として与えてあげましょう。
体や心をいたわる癒やしのご褒美は、自分自身を大切にすることにつながります。
自分自身へ「よく頑張ったね」という気持ちを込めて選んでくださいね。
エステ・マッサージ
エステやマッサージは、体をほぐして気持ちを落ち着かせてくれ、自分をいたわるご褒美にぴったりです。勉強やデスクワークで疲れた肩のマッサージや、忙しくてつい軽く済ませてしまうお肌のケアをしてあげれば、体も心も充足感を得られます。
香りや空間演出にこだわったサロンもあり、心から開放されたひとときが過ごせるはず。
最近ではメンズ向けのサロンもあり、性別問わずにおすすめできるご褒美です。
セルフケアアイテム
自宅でゆったり過ごすのが好きな方には、セルフケアアイテムのご褒美もおすすめです。
たとえば、成分・香りにこだわった入浴剤やバスグッズを揃えて、自宅のお風呂をゆっくり楽しむのはいかがでしょうか。
フットケアやアイケア、美顔器などのビューティーケア家電も年々商品が充実しています。毎日のケアのためにワンランク上のアイテムを取り入れるのも、自分へのご褒美としておすすめです。
欲しかったアイテム
欲しいけれどなかなか手が出せなかったアイテムは、わくわく感のある自分へのご褒美です。自分が本当に欲しいものであるほど、目標達成までのモチベーションアップにつながります。
普段は買えないものを思い切って自分へのご褒美に買ってあげましょう。
装飾品
アクセサリーや時計などの宝飾品は、コーディネートを豪華に演出してくれるアイテムです。
中でも高級ブランド品やジュエリーなどは、価格的にも普段は気軽に買えないため、自分への特別なご褒美にぴったり。そんな宝飾品を自分へのご褒美にすれば、満足感ややる気につながることでしょう。
また、形として残るため、見るたびに自分の頑張りや思い出がよみがえるのも良いところです。
特別な日にだけつける勝負アイテムや、毎日つけるお守りのようなアイテムを買うのも素敵です。
ファッション
ファッションアイテムも、形に残るご褒美アイテムとして人気です。バッグや靴など、長く使えるものを買う人も多いのでしょう。おしゃれをして気分が上がり、頑張る力になる人も多いものです。
また、頑張ったご褒美に買ったものであれば、より愛着も湧いてきます。
少しだけ背伸びしたアイテムや、お気に入りのブランドのアイテムを買うのもおすすめです。
コスメ
コスメ好きの方は、質や仕上がりにこだわったデパコスアイテムをご褒美に選んでみてはいかがでしょうか。
憧れのブランドものや、保湿力など機能性が高いものを選べば、満足度も高く、メイクがより楽しくなります。
店舗の美容部員さんに、似合うコスメをセレクトしてもらうのもおすすめです。今までは使ったことのなかったアイテムやカラーが似合うかも知れません。
鏡に映る自分をより魅力的に感じられるようなメイクは、価値の高いご褒美と言えるでしょう。
趣味のアイテム
趣味にかけるお金は人それぞれですが、大好きなもののためにもっとお金や時間をかけたいと思う人も多いでしょう。気がつけばついついお金を使いすぎてしまったという経験がある人もいると思います。
しかしそんな趣味は心を豊かにし、日々を充実させてくれる大切なものです。そんな趣味のアイテムを自分へのご褒美として手に入れれば、より満足感が高まりモチベーションアップにつながります。
仕事も趣味も充実させれば、日々にハリが出てより豊かに過ごせるようになるでしょう。
時間
自分へのご褒美はお金を使うものばかりではなく、自分のために過ごす時間そのものもご褒美になります。
物理的なご褒美も良いですが、自分が心から必要なものは何かを考えて、あえて何もしない時間や自由な時間を作ることも大切です。
何もしない時間
学生でも社会人でも、何もせずにゆっくり過ごす時間は意外に少ないのではないでしょうか。休日もやらなければいけないタスクに追われがちな現代人にとって、何もしないというのは贅沢な時間です。
毎日忙しく頑張っている方は、どこかへ出かけず、あえて何もせずに過ごすことも自分へのご褒美になります。
自宅ではなく旅行的で何もせず過ごすのも◎。スマホなどを見ないデジタルデトックスや、瞑想などのリラックス方法を組み合わせるのもおすすめです。
好きなことをする
ご褒美として何をするか決めず、とにかく好きなように過ごす日を設定するのもわくわくと楽しいご褒美です。
何もしない日でもよし、思い立って旅行に行くのもよし、直前や当日の気分で決めてみてはいかがでしょうか。
普段の仕事では計画性や効率的な働きを求められるため、事前に決めずに心の赴くままに過ごすことで、気持ちがリフレッシュしやすくなります。
次は、ご褒美を罪悪感なく楽しむための、上手な貯金方法について紹介します!
ご褒美貯金
自分へのご褒美は、お金がかかるケースが多く、デメリットで紹介したように出費が重なってしまう可能性があります。「思ったより使いすぎてしまった!」と後悔することになれば、ご褒美で得られた喜びも半減してしまいます。
そこでおすすめなのが「ご褒美貯金」です。
ご褒美のためだけに予算を決めて貯金しておけば、家計も圧迫せず、予想以上の出費になってしまったということもありません。気兼ねなく使えてよりご褒美を楽しみにできるでしょう。
「自分へのご褒美」の平均予算
まずは自分へのご褒美の平均予算を紹介します。
保険マンモス株式会社のアンケート調査によると、自分へのご褒美に使う金額として最も多いのは、1,000円〜5,000円の間でした。
多くの人は家計の負担になりにくい金額でご褒美を楽しんでいるようです。
ただし、中には30万円以上の人も。頻度も人それぞれなので、旅行など大きなご褒美を数年に一度楽しんでいる人も一定数いるようです。そのため、平均予算は36,680円とまとまった金額に。
頻度やご褒美の内容によって大きく差が出てくるため、目標や欲しいものの金額に合わせて予算を決めるとよいでしょう。
おすすめの貯金方法
続いては「ご褒美の予算」を貯めるための、おすすめの貯金方法を4つ紹介します。
- 事前に目標を決める
- 家計簿をつけて節約する
- 収入に対する割合を決める
- 目的別口座を作る
目標をクリアしてもご褒美が買えず、残念な思いをしないよう、しっかり貯金をしてご褒美を楽しみましょう。
ご褒美だけじゃなく、貯金全般に使える方法を紹介するよ!
事前に目標を決める
1つ目の貯金方法は、「事前に目標を決める」ことです。欲しいものが決まったら、その金額から以下のポイントで目標を設定します。
- いつまでに
- いくら必要なのか
- そのためには毎月いくら貯金すればいいのか
目標が決まったら、この後に紹介する「家計簿」や「目的別口座」をうまく活用して貯金の管理を行いましょう。
家計簿をつけて節約する
2つ目の貯金方法は、「家計簿をつけて節約する」です。
家計簿をつけると、毎月何にいくら使っているかが把握でき、無駄な出費を減らしやすくなります。
なんとなくコンビニで買ってしまうお菓子やドリンク、買ってみたけれど使っていない日用品があると気づければ、意識して浪費を減らし、貯金もしやすくなるでしょう。
また、普段自分へのご褒美にいくら使っているかを把握するためにも、家計簿がおすすめです。思ったより使っているのにもかかわらず、あまり満足感がない・リフレッシュできていないと感じるなら、ご褒美の方法を変えるタイミングかも知れません。
家計簿は、スマホで管理できて手間がかかりにくい家計簿アプリがおすすめです。家計簿アプリについては下記の記事をご覧ください。
引越し当日にあると便利な手荷物についてはこちらの記事で紹介しています。
収入に対する割合を決めて積み立てる
3つ目の貯金方法は、「収入に対する割合を決めて積み立てる」です。この方法は、欲しいご褒美がまだ決まっていない人や、そのときの気分で決めたいという人におすすめです。
収入に対する割合というのは、たとえば毎月の収入が20万円ならその1%の2,000円と決めること。
ポイントは以下の2つです。
- 無理なく貯められる範囲の金額にすること
- 積立貯金や自動振込で自動的に積み立てること
生活を圧迫してしまっては意味がありません。そのため、毎月無理のない範囲で貯められる金額に設定しましょう。お給料が入金された直後に別の口座に移す仕組みにすれば、手間も負担も感じにくいのでおすすめです。
目的別口座を作る
4つ目の貯金方法は「目的別口座を作る」ことです。
ご褒美用のお金を貯める口座を作り、毎月その口座を貯金します。
生活費や将来への貯金と口座を分けておくことで、お金の管理がしやすくなり、うっかり使いすぎてしまうということもありません。
銀行によってはメイン口座とは別にいくつかの目的別口座を開設できます。いくつもの銀行で管理すると、振り込みに手数料や手間がかかるという方は、手元の貯金箱で現金を貯めるのも良いでしょう。
毎月のお給料日に合わせて一定額を積み立てるのがおすすめです。
まとめ
自分へのご褒美についてメリットやおすすめの貯金方法を紹介しました。
自分へご褒美をあげることは、自分を褒めて認めてあげることにつながります。心が豊かになったり、また頑張る活力が湧いてきたり、人生を豊かにする力があります。
一方で、使い所には注意が必要です。疲れやストレスが溜まったとき、ご褒美を言い訳にして無駄な浪費をしないように注意しましょう。
メリハリを意識して、ご褒美ありきの生活にしないことが大切です。
上手にご褒美を活用して、充実した毎日を過ごしましょう!