皆さんは水回りのお掃除は頻繁にされていますか?
水回りのお掃除と聞くと、お風呂場や洗面所をはじめ、トイレや洗濯機内などなど日常生活には欠かせないシチュエーションや場所が思い浮かびますね。
ですが、水回りの汚れはなかなか取れなかったり、ヌルヌルしていて気持ち悪くて触りたくない…。
その上、掃除の際は洗剤やお湯を使うため手が荒れたりするので、ついつい後回しにしがちですよね。
今回は、ついつい後回しにしてしまいがちな、水回りの掃除のコツと、掃除をラクラク・簡単に出来る100円グッズをご紹介します!
汚れやカビが気になる夏本番です。
- ニオイが気になるところ
- 汚れやカビ、細菌
をまとめて撃退しちゃいましょう!
また、掃除の際は「薬剤の混ぜるな危険」と「換気」には必ず注意して行いましょう。
塩素タイプと酸性タイプの洗剤が混ざってしまうと有毒な塩素ガスが発生し、身体に悪影響を与える可能性があるだけでなく、最悪の場合死に至ってしまう可能性も!
洗剤などの注意書きはよく読んでから掃除を行ってくださいね。
また、掃除の際には必ず換気・マスクの着用を行い、適度な休憩もとってくださいね。
水回りのお掃除のコツ
キッチン
食べ物を扱う場所でもあるので、常に清潔を保ちたいところですよね。
キッチンは雑菌が繁殖しやすいので、この間掃除したのにもう嫌なニオイが…!
こんなところに水アカ、油汚れがたくさん…!なんて経験はないでしょうか?
汚れがひどくなるにつれ掃除もとても大変なので、日頃からこまめなお手入れが必要です。
特に意識するべきなのは、使用後すぐの拭き取り作業です!水も油も後回しにせず、すぐに対応することが大切ですね。
水汚れに対する掃除のポイント
白く石灰化した水垢は取れづらく、掃除が大変なので、石灰化する前に掃除をこまめに行うことがポイントです。軽い水垢は中性洗剤をつけたスポンジでこすれば、ある程度綺麗になります。 また、サッと水で流したあと、仕上げに布巾で水分を拭き取るのがポイントです。
油汚れに対する掃除のポイント
油汚れは温かいうちに掃除をするのが鉄則です。コンロだけでなく、床や壁などに飛び散った油汚れは放置せず、料理の後すぐに拭きとりましょう。
頑固な汚れの掃除ポイント
こすってもこすってもなかなか取れない頑固な汚れには、ぬるま湯をかけたり、長時間水に漬けてじっくり落としていくのがポイントです。水に漬けている間は別の場所の掃除も出来て一石二鳥です。
キッチンの掃除のタイミングを何か月に一回!のような目安をつけるのではなく、もうそろそろ気になる!と思ったタイミングで即、お掃除をするように心掛けましょう。
お風呂場
お風呂上がりの、お風呂場の掃除がポイントです!
お風呂上りに浴室全体にシャワーをかけておくことで汚れがつきにくくなるんです。温水をかけるとシャンプーなどの石鹸カスの汚れがつきにくくなり、 次に冷水のシャワーをかけることで、浴室の温度を下げカビの発生を抑えることが可能!
最後にタオルなどで水気を拭き取るようにするとより◎ 皆さんも日常的に実践してみてくださいね。
お風呂掃除の順序
皆さんはお風呂場の掃除はどこからはじめますか?
お掃除の順序は人それぞれだと思いますが、特に浴槽のお掃除から始められる方が多いのではないでしょうか。
でも、実はこれNGです。
というのも、水は上から下に流れていくので
浴槽からお掃除をしてしまうと、その後の天井や壁を掃除した際の汚れや石鹸・洗剤の残りカスが浴槽に溜まってしまい、結果的に浴槽が汚れたまま掃除が完了することになります。
せっかく丁寧に掃除したのに、努力が水の泡…なんてことは避けたいので、お風呂掃除は上から下に行うことを意識しましょう。
場所別掃除ポイント
・天井
天井はなかなか手が届きづらいので、日常的な掃除がとても難しくついつい後回しにしてしまいがちですよね。ですが、掃除のしづらさを理由に掃除をせずに放置していると、いつの間にかカビが大量発生していた!なんてこともあります。
日常的に掃除をしない場所ですので、カビが増殖しやすいため、カビの胞子が天井から降ってきてしまいます。気付かないうちにカビの胞子を沢山浴びていた…なんて本当にゾッとしますよね。
なので、柄のついたスポンジや雑巾に薬剤をしみこませて、天井に薬剤を塗りこむ形で掃除を行いましょう。薬剤を塗りこんだ後は、数十分放置。その後、薬剤を洗い流して天井の掃除は完了です。
天井の掃除は上を向いて行う作業が多いですので、薬剤が目に入ったり、掃除道具の操作が難しく手肌につかないように気を付けてください。
・浴槽
毎日半身浴をしたり、健康のために毎日の入浴を心掛けている!という方もいらっしゃるので、日常的な浴槽の掃除がマストになってきている方も多いのではないでしょうか。
ですが、浴槽内の広い面積の部分は掃除をするけど、排水溝や浴槽内のゴムの部分のお掃除などを怠ってはいませんか?
浴槽のゴム部分は特に黒カビが発生しやすく、気が付いたら真っ黒に!なんてこともあるのではないでしょうか。こちらは、定期的にカビを取り除く薬剤を使用し掃除することで、黒カビの発生を防ぐことが可能です!
浴槽内の排水口は、一度フタを外して歯ブラシや、小さなブラシなどを使用し、こすって掃除することで排水の効率が上がるだけでなく、浴槽内のヌメリなどの発生を抑えることが可能です。
浴槽の掃除だけでなく、排水溝などの目につきにくいですが、細かな部分にも気を付けて日常的な掃除を心掛けることで、掃除の大変さを少しでも軽減しましょう!
洗濯機
皆さんは洗濯機の掃除はこまめに行っていますか?
毎日、衣類の洗浄をしているから、洗濯機の中も一緒に掃除出来ているんじゃないの?なんて思っていませんか?
これ、本当に大間違いです!
洗濯機の機能は衣類の洗浄を行うものであり、洗濯機そのものが綺麗になっているわけではありません。むしろ、衣類に付着した汚れが蓄積し、カビや細菌の温床にもなり兼ねません。特に、洗濯機の裏側はカビや細菌が繁殖しやすいので要チェックです。
上記で述べたように、普段の衣類の洗浄が洗濯機自体の掃除ではありませんので、別途洗濯機の中のお掃除をするように心掛けましょう。
洗濯機の掃除のコツ
洗濯機の掃除には、市販されている洗濯機専用クリーナーがあるので、それらを使用して掃除を行いましょう。
クリーナーの種類は大きく分けて二つあります。
・塩素系クリーナー
パッケージに「塩素系」と書かれています。カビをはがし、汚れを落としてくれるクリーナーです。こちらはタテ型・ドラム型洗濯機、両方に使用可能です。
・酸素系クリーナー
パッケージに「酸素系漂白剤」「過炭酸ナトリウム」と書かれています。
こちらは、タテ型洗濯機のみ使用可能で、ドラム型の洗濯機は使用できないので注意が必要です。
クリーナー以外で、お酢、クエン酸、重曹などを使用すると良いのでは?と思う方もいらっしゃると思いますが、これらではカビを退治することはできません。重曹は水に溶けづらく、カビを殺す効果はないですし、お酢やクエン酸もカビを退治できないだけでなく、洗濯層のステンレスがサビてしまう可能性があるので、使用は厳禁です。
場所別で水回りのお掃除のコツをご紹介しました!場所ごとにお掃除のポイントがありますので、是非参考にしてみてくださいね。
おすすめの100均グッズをご紹介
キッチンにおすすめの100均グッズ
商品名:OXI WASH(オキシウォッシュ)酸素系漂白剤
話題の「オキシ漬け」ができる、酸素の力を使った粉末タイプの漂白剤!
キッチンのしつこい油汚れにも効果を発揮します。
しかもこちらの商品は衣類などのシミ抜きや食器の漂白、掃除や除菌など様々な用途に使用できるので大掃除の前などに購入しておくと◎
※「オキシ漬け」…「オキシクリーン」という酸素の力で汚れを落とす酸素系漂白剤を使用して漬け置き洗いすることです
商品名:曲がるポイントブラシ 2個
少し力を入れるだけで簡単に曲がるスリムなブラシで、細かい隙間を綺麗に掃除可能。
ブラシの先端がとても柔らかくなっているため、排水溝まわりの隙間にフィット!食べ物のカスや水アカも簡単に落とすことができます。
日ごろからポイントブラシを使用した掃除を心掛けていると、一気に掃除をしなくても済むのではないでしょうか。
商品名:多目的クリーナー
水アカやサビ汚れに強い多目的クリーナー!
研磨剤を含んだクリーム状のクリーナーで、特に流し台など金属製のものを掃除するのにピッタリな100均グッズです。
多目的クリーナーを使用してシンクを掃除してみると、シンクがまるで新築物件の頃のようにピカピカに!
しかも、「多目的クリーナー」のパッケージには、流し台のほか、自転車・車のホイール、換気扇などにも使用可と記載があります。
こちらも大掃除に大活躍しそうなアイテムですね。
お風呂におすすめの100均グッズ
商品名:メラミン バスクリーナー
水を含ませて軽くこするだけで浴槽の湯アカや汚れがスッキリ取れるおすすめグッズです!
水だけで汚れが落ちるメラミンスポンジなので洗剤が不要でリーズナブル!さらに手や環境にもやさしいですね。
ヘッド部分は取り換えが可能なので、ヘッド部分のストック購入しておけば何度でもお掃除可能です。
商品名:SDダイヤモンドパフ
気が付くと鏡にウロコ状の汚れが…!タオルで拭いても、スポンジでこすっても綺麗にならない…そんな時は「SDダイヤモンドパフ」!
こちらの商品は鏡や水周りのウロコ状のしつこい汚れにおすすめのグッズです。
「SDダイヤモンドパフ」で、鏡をゴシゴシしてみると…
ウロコ状の水アカ汚れが取れて、鏡が輝きを取り戻しました。
商品名:カビとりスティック
「カビとりスティック」は、洗剤無しで、水をつけてこするだけでカビとりができるというおすすめグッズです!
洗剤が要らないのは、青い不織布の部分に研磨剤の粒子が含まれているためなんだとか!
小回りが利くハンディサイズで、狭い隙間やバスルームの角など、普通のブラシやスポンジでは届きにくい部分に使うことができるんです。
お風呂のドアにあるよくある隙間に使ってみると、大量のカビを取り除くことに成功しました。
洗濯機の掃除におすすめの100均グッズ
商品名:洗濯機クリーナー
洗濯機クリーナーは、「洗濯機の掃除のコツ」」でお伝えしたように、「塩素系」と「酸素系」があります。
それぞれ、活躍できる汚れの部分が異なりますので、場所によって使い分けていきましょう。
「塩素系」はカビキラーのように殺菌力が非常に強いので、目に見えない汚れやカビを溶かして落とすことが可能です。
使用方法もとても簡単で、基本的に洗濯槽に入れて、「槽洗浄コース」のボタンを押して運転するのみでOK。とっても簡単で便利な分、ニオイがキツかったり、手肌への刺激が強いので使用する際は十分に気を付けましょう。
「酸素系」は発砲力で汚れを落とすので、塩素系と比べて洗浄力は少し劣りますが、そのぶん環境や手肌に与える影響が少ないというのが安心ポイント♪また、ニオイも少ないので、ニオイによる体調不良も対策できます。
上記で述べたように、塩素系より洗浄力が劣るため、掃除に時間がかかってしまうのが難点です。
それぞれ、時と場合を見計らって、用途に合った方法で掃除を行いましょう。
商品名:オキシクリーン
以前、「オキシ漬け」が流行っていたこともあり、名前を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
オキシクリーンの主成分である「過炭酸ナトリウム」は、洗濯槽の裏に潜んでいる汚れを根こそぎ除去!塩素系の漂白剤のような独特の刺激臭もなく、色落ちする心配もありません。
洗濯機内に水を溜めて、オキシクリーンを投入後、洗濯機の「槽洗浄」というコースを選びましょう。「槽洗浄」のコースを5分実施した後、洗濯機を一時停止し、そのまま4時間~6時間放置!
放置後、洗濯機の中を覗いてみるとゴミが浮いているので網を使って除去しましょう。
ゴミを除去した後は「槽洗浄」のコースを再開し、最後まで運転を終えたら、掃除は完了です!
洗濯機内のカビがごっそり落とされ、細菌も撃退!中もピカピカなので本当に気持ちがいいです。
100均グッズだけでも色んなところが掃除できます。掃除にお金をかけたくない!という方は是非参考にしてくださいね。
まとめ
今回は水回りの掃除の際のコツと、おすすめグッズをご紹介いたしました!
水回りだけでなく、お掃除をするのは労力や時間がかかって大変ですが、少しでも楽ができる工夫と、100均などで販売している便利グッズを利用して簡単でラクラクなお掃除ライフをお過ごしください。
今回の記事が皆様のお力になれれば幸いです!お読みいただきありがとうございました!